わたしは、アルバムのQR動画を、動画用に別に作ったGoogleアカウント(専用アカウント)に保存しています。使っていて気になることを、質問ごとにまとめました。
動画用のアカウントを分けるのはなぜ?
普段の写真や動画と、アルバム用の動画を分けて管理するためです。 メールやほかのファイルを入れなければ、無料の15GBをまるっと動画に使えるのもメリットです。
静的QRと動的QR、どちらを使う?
わたしはQR管理サービスへの依存を減らしたいので、共有URLをそのまま入れる静的QRコードをおすすめしています。 URLが変わったら作り直します。
印刷後にリンク先を変えたい場合は、Canvaの動的QRも選択肢です。公式案内ではWeb・スマホに対応しています。QRを管理するサービスを経由するため、そのサービスが終了すると、動画を開けなくなる可能性があります。Canva公式の説明
どちらも、保存先の動画・共有リンク・閲覧設定を残しておく必要があります。
家族以外にも見られる?
リンクを知っている人なら、誰でも開けます。 リンクの転送や、QRコードを写した写真からも伝わるため、家族用のQRやリンクはSNSなどに載せないでくださいね。
住所・名札・学校名などの映り込みを確認し、他の子どもが映っている場合は保護者に保存・共有の了承を得ておきます。
誰が見たか分かる? リンクが漏れたら?
閲覧や参加などで相手のアイコンが表示される場合はありますが、見た人全員の記録には使えません。共有したときの表示(Google公式)
意図しない人にリンクが渡ったら、共有方法に合う共有停止の手順(Google公式)を確認します。共有アルバムの場合は「リンクの共有」をオフにし、見せたくないメンバーも外します。
共有を止めても、相手が保存したコピーまでは消せません。古いリンクが使えなくなった場合は、静的QRも貼り替えます。共有の停止と、動画そのものの削除を取り違えないようにしてくださいね。
アップロードする動画で気をつけることは?
お風呂・プール・着替えなど、子どもの肌が多く映る動画は、プライバシーを考えてアップロードを控えてください。水着や肌が映ったら一律に違反、という意味ではありません。
サービスのルールと、アカウント停止について
Googleは、子どもの性的虐待・搾取などにあたるコンテンツを禁止しています。動画用に作ったアカウントでも、違反と判断されると、削除や利用制限、アカウント停止の対象になる場合があります。通常の家庭動画が誤検知される条件や頻度は、公式案内では確認できません。Googleフォトのルール(公式)
家族向けでも、音楽など他の人の著作物を自由に共有してよいとは限りません。サービスのルールや撮影・共有の許可を確認してください。別のクラウドなら何でも共有できるわけではありません。Google利用規約
Googleアカウント全体が無効になると、そのアカウントのGmailなども利用できなくなります。通知の理由を確認し、必要に応じて再審査を申し立てる手順があります。アカウント停止時の対応(Google公式)
節約画質にすると、たくさん保存できる?
容量が小さくなる動画もありますが、結果は動画によって違います。元の画質も残したい場合は、圧縮する前に、元の動画をパソコンや外付けSSDなどにコピーしておきます。
アプリの「このデバイスの空き容量を増やす」は、スマホ内の写真・動画を削除する別の操作です。 圧縮と取り違えないようにしてくださいね。端末の空き容量を増やす機能(Google公式)
わたしの圧縮実験・容量の計算と、変換の手順
わたしが調べた容量と、試した結果
iPhoneで調べたときは、フルHD・30fpsで撮影した1分の動画が約65MBでした。15GBを15,000MBとして割ると、元の画質のままで約230本という計算です。
これは15GBをすべて動画に使えた場合の目安です。実際にはGmail・Googleドライブ・Googleフォトで容量を分け合うため、残り容量と動画1本の大きさで変わります。保存容量について(Google公式)
景色や単調な動きの動画、激しい動きや細かなものが映る動画では、圧縮後の大きさも違います。実際に試したすべり台の動画は、13秒で15.1MB → 8.6MBと、ほぼ半分になりました。どの動画も同じ割合で小さくなるわけではありません。
変換するときの注意と手順
節約画質は画質を少し下げる設定で、1080pを超える動画は1080pに縮小されます。元の画質を残すため、コピーしておいた元動画が開けることも確認しておくと安心です。バックアップの画質(Google公式)
Google公式では、保存済みの写真・動画を変換する操作をパソコンで案内しています。
- Web版Googleフォトで、動画を保存しているアカウントを確認する
- 設定から「ストレージを管理」を開く
- 「空き容量を増やす」の「既存の写真と動画を保存容量の節約画質に変換」を選び、確認画面を読んで進める
この操作では、次回以降のアップロード画質は変わりません。変換後は容量と動画の見え方を確認します。既存の写真・動画を変換する手順(Google公式)
容量がいっぱいになったら?
QRコードに使っている動画は残したうえで、節約画質への変換や容量追加を検討できます。 Google OneのBasicは合計100GB。料金は公式ページで、申し込み時に確認してください。
これからの動画を別アカウントに分ける方法もあります。ただし、以前の動画やQRを使い続けるには、古いアカウントも管理し続ける必要があります。
何年後でも動画を見られる?
将来も必ず見られるとは約束できません。 動画・共有リンク・閲覧設定と、保存先のサービスを使い続けられる状態が必要です。
保存用アカウントでGoogleフォトを2年以上使わないと、動画が削除されることがあります。
家族がQRコードから再生するだけにせず、動画を保存したアカウントでGoogleフォトにログインし、動画を探すなどの操作をしましょう。 年に1回を目安に、容量・通知・QRからの再生も確認しておくとよいと思います。
長く使っていない場合のルール
Googleは、2年以上使われていない個人用アカウントを削除する場合があります。アカウント全体を使っていても、Googleフォトを2年以上使っていなければ、フォト内の動画が削除される場合があります。保存容量がない状態を2年間続けた場合にも、削除の可能性があります。アカウントの利用がない場合(Google公式)・Googleフォトの利用と保存容量(Google公式)
元の動画を別の場所にも残しておけば、保存先を変える必要が出たときに対応しやすくなります。
スマホを機種変更したら?
Googleフォトへの保存が済んでいれば、新しいスマホでも同じアカウントでアクセスできます。 機種変更だけでQRを作り直す必要はありません。
手放す前に、保存できていることと、新しい端末でログインできることを確認してください。
Googleアカウントを削除したら?
そのアカウントの動画も失われ、QRコードから見られなくなります。 保存先を移すなら、動画を別の場所に残し、QRを貼り替えてからにしてください。アカウント削除の影響(Google公式)
動画を消すと、QRコードも使えなくなる?
QRコードを読み取れても、動画は見られなくなります。 QRコードには動画そのものではなく、保存先のリンクが入っています。
間違えて消しちゃったらどうなるの?
削除したらゴミ箱から復元できる期間があるけど、それを過ぎると取り戻せないから注意してね。
消してしまったときの戻し方
まずGoogleフォトのゴミ箱を確認します。完全に削除された動画は復元できません。削除・復元について(Google公式)
別の場所に動画を残してあれば、次のように対応できます。
- バックアップしてある動画を、もう一度アップロードする
- 新しい共有リンクからQRコードを作り直す
- プリント済みのアルバムに、新しいQRコードを切り貼りする
リンクが違うアカウントで開くときは?
わたしの場合は、普段のアカウントからログインし直して解決しました。 試す前に、各アカウントへ再ログインできるか、パスワードや確認方法を確かめておいてくださいね。
切り替えようとしても戻っちゃうの、地味に困るよね…
LINEの招待リンクで困った話と、解決した手順
パートナーからLINEで送られてきたGoogleカレンダーの招待リンクを開いて、予定に「参加」しようとしたときのこと。画面のアカウントが動画用の専用アカウントになっていて、普段のアカウントに切り替えられませんでした。
Safariで確認すると普段のアカウントでログインしているのに、リンクを開くとなぜか専用アカウントが選ばれてしまう。そんな状態です。
このときは、動画用の専用アカウントに先にログインしていました。Googleでは多くの場合、最初にログインしたアカウントが「デフォルト(基本)」になります。ただし、スマホではOSや使うアプリによって異なります。複数アカウントの仕組み(Google公式)
わたしは、ログインし直して解決しました
- SafariでGoogleを開き、「すべてのアカウントからログアウト」を実行する
- 普段使っているアカウントに、いちばん最初にログインし直す
- そのあとで専用アカウントを追加する
わたしの場合は、この順番で普段のアカウントに戻り、無事に解決しました。
家族や友人から借りた端末で使った場合は、使い終わったらログアウトします。
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