ある日、子どもたちがアルバムを開いていました。
「これ覚えてる!」
「この時こうだったよね!」
「これめっちゃ楽しかった!」
ページをめくりながら、勝手に盛り上がっています。わたしは横で、それをただ見ていました。
そのとき、ふと気づきました。
わたしは、写真整理がしたかったんじゃない。
アルバムを作りたかったわけでも、なかった。
子どもたちと、思い出を一緒に楽しみたかったんだ。
残したかったのは「なんでもない日」
スマホの中には、何千枚もの写真と動画があります。
運動会。誕生日。旅行。もちろん大切です。
でも、わたしが本当に残したかったのは、そういう特別な日だけじゃありませんでした。
何気なく公園で遊んだ日。変な顔をして笑っていた日。お気に入りのぬいぐるみを抱いて寝ていた日。「こんなの作れるようになったんだ」と驚かされた、おうち工作の作品たち。
そんな「なんでもない日」です。
特別な日の写真より、普段のなんでもない写真のほうが、なんだか懐かしい気持ちになる…。
わかる。「昨日まで当たり前だった日常」って、気づいたら過去になってるんだよね。
正直、記録そのものに価値があるとは思っていません
こんなに残しているわたしですが、実は「記録そのもの」に価値があるとは思っていません。
見返して、思い出して、笑って。活用できて初めて、価値が生まれると思っています。
「将来絶対役に立つよ」とも、言えません。正直、わかりません。
でも、消えてしまったら二度と取り戻せない。だから残しています。
そして、わが家のアルバムは「将来のため」に置いてあるんじゃなくて、今、現役で活躍してくれています。子どもたちが棚から取り出して、絵本みたいに何度もめくる。それが答えなのかなと思っています。
よくばりアルバムは「整理術」ではありません
よくばりアルバムは、写真を整理するための方法ではありません。
大量の思い出を無理に捨てずに、家族で振り返るための仕組みです。
ベストショットだけを選ぶアルバムでも、効率を追求した方法でもありません。
ピンボケ写真もある。変な顔の写真もある。同じような写真も、ある。
でも、その中にしか残らない思い出があります。
子どもたちが一番笑うのは、だいたい変な顔の写真です(笑)
全部残すのが正しい、とは思っていません
わたしは今でも、「全部残すのが正しい」とは思っていません。人によって、合う方法は違うと思います。
それでも、もしあなたが
- 写真が多すぎて整理できない
- どれも可愛くて捨てられない
- 子どもの日常を残したい
と思っているなら、こんな残し方もあるよ、と知ってもらえたらうれしいです。
今、一緒に楽しむために
子どもたちは大きくなります。
昨日まで当たり前だった日常も、少しずつ過去になっていきます。
だからわたしは今日も、写真とコメントと動画を残しています。
いつか見返すためじゃなくて、
今、一緒に楽しむために。
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